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中野翠さん
本のこと、映画のこと、落語のことなど知らないことを必ず自分の言葉で伝えてくれる中野さんの本。
おしゃれで、かっこいい人柄が本からみえてきて頼もしい友人のはなしをきいているような気持ちになります。
ものやファッションに関する本 サンデー毎日やweb連載の時事的コラム  映画の本 文学の本 

ものやファッションに関する本

ここには載ってないですが、中野さんの「お洋服クロニクル」もいい評判をききます。コラムに載せておられる絵からもうかがい知れるセンスのよさ、おしゃれさが中野さんの大きな特徴だと思います。この分野の本では「我楽多じまん」もみても読んでもとても愉しめる本でした。

ゆっけさん
今、中野翠さんの千円贅沢ていう本を読んでいて、千円ほどの買い物の話なんですが、中にしょちゅう「贈り物にもいいかも」とか「プレゼントに添えても気が利いていそう」とかいう表現が出てくるんですが、ちょっと自分を見ている(ような錯覚に陥りましたよ。なんか、整理グッズは好きだけど整理は苦手、とか「これで千円なら安い」とか「どうせ使わなくても買うだけで楽しいんだから千円なんて安いもんだ」みたいにすぐ言うめでたさ!他にもいろいろ、この人って私じゃないか、、とさえ思えてきてちょっといやなくらい!!!他の本も読んでみます!(2003 3/5メールでいただいたのを了承を得て転載しました。)
ぽん*管理人 贅沢といっても1000円の。。だからとっつきやすいし、新聞連載時に原稿を書かれた時点では熱中されているのに後で結局あんまり使わなかった。。とかいう話も載っているところが人柄がしのばれてまた楽しいですね。かわいらしいものが好きだけどべたーっとしたものは。。という感じの中野さんの趣味はとてもうなずける感じです。あまり他の人の話題に出ないけどわたしは大好きな京都のお店までとりあげられてまたまた共感の嵐でした。
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サンデー毎日やweb連載の時事的コラム 


ゆっけさん
読者書店でぽんさんがよく紹介されている、中野翠さんの本。
毎日一人はおもしろい人がいる」「へなへな日記」面白かったです。この方のエッセイを読んでいると、映画好き、本好き、落語などの古典芸能好き、、というのが伝わってきますね。
落語のCDも聞いてみたいな、、と思ってしまいました。(2003 3/28)

(管理人注*ゆっけさんからは、中野翠さんの「へなへな日記」のなかに出てきた「倉坂鬼一郎」の「活字狂想曲」を吹き出しながら読んでいる。。というメールもいただきました。本当に中野さんの本って、次々新しい興味を刺激します。)
ぽん*管理人 中野さんの本って参考にしたいものがいっぱいでてくるので
手元においておきたくなります。
「へなへな日記」のように、毎年年末に、その年一年の「サンデー毎日」に載ったコラムがまとめられたものは、2000年のできごとを書いた「くすだま日記」がとてもおもしろかったので、それ以来必ず買うようにしています。去年末でた「あんまりな」もおもしろかったです!
で、参考になることがいっぱいでした!。(2003 3/29)




ゆっけさん
昨日押し入れや本棚の大入れ替えしていたら中野翠さんの文庫本「最新刊が出てきて、1993年 第一刷、なんですが、あまり記憶がないのでもう一度読み返してみようかな。
ぱらぱらめくっていたら、中野さんの最近のエッセイ本にも出てきていた「ニセモノ外人の結婚詐欺師」が出ていて笑った。。騙すほうもすごいが騙される人はもっとすごい。。しかも数年後再犯、、なのですから。
プリンス・ジョナ・クヒオ・ジュニア大佐。??(2003 4/10)
ぽん*管理人 そのにせもの外人、たぶん「カタクリ家の幸福」って
映画で、忌野清志郎さんが演じてられたと思います。
すごいあやしくておもしろかったですよ〜!
「カタクリ。。」はこのボードでも人気高かったです。
松阪慶子や沢田研二というキャスティングがまたけっさくで。。(2003 4/10)

*「カタクリ家の幸福」の感想はここにまとめてあります。

ゆっけさん
中野さんの「最新刊」は1988年頃に「サンデー毎日」などなどで連載していたものでした。古い。アグネス論争がどーのこーの書いてあります。
裏表紙の「正しい意見を言おうというんじゃなくて、正しいかどうかなんか知っちゃいない。とにかく”私はこれが言いたいんだ!”だけは伝わってくる。その愚直さに若干のみどころがある・・(後略)」
という著者自身による本書の採点、、、というコメントに思わず買ってしまったものらしい(私が、、)。

ぽんさんの読者書店でまた最近の中野さんにめぐりあって(大げさ!)ほとんどスタンスが変わっていなくておみごと!です。文章は最近の方が短くスッキリしている印象かな。
「カタクリ家の幸福」ってホラー映画かと思っていました。。見てみたい!
沢田研二!ジュリー好きです。TOKIO♪の頃しか知らないけど。。
映画「ラジオの時間」の布施明、、、以上でしょうか???(2003 4/11
ぽん*管理人 中野さんのサンデー毎日のコラムって毎年
タイトルがいろいろなんですよね〜。
あんまり古いのは読んでなかったのだけど
古いのは古いのでいけそうですねー!

「カタクリ家の幸福」、はじめの方の
クレイアニメつかったところとかちょいとエグく
感じたのですが
そこさえ辛抱して俳優さんがでてくるところになれば
もうすごい楽しいですよ!
死体はでてくるけれど ばかばかしくておかしいんです。
みんな至極まじめに演じていて よかったですよ。
ジュリー めっちゃ いい味ですよ〜! (2003 4/11)



以下、違うところに載せていた毎年出る「サンデー毎日」掲載のコラムの感想もここにまとめておきます。

ぽん*管理人 2001年末発行「ほぼ地獄ほぼ天国」
「毎日ひとりはおもしろい人がいる」と同じ時期に書かれていて、書かれている内容は重なるところもあるけれど、書き方があちらはネット向け、こちらは週刊誌向けということでこちらの方が詳しくてあちらを読んでからこちらを読んで同じ話をより深められた感じでよかった。(あちらはあちらで中野さんの毎日を知ることができるという意味で楽しかった!)世の中におこるできごとをまっすぐに自分なりに整理して考える中野さんの姿勢、そして、好みのあり方がとても好きで、もっと中野さんの本を読んでみたくなりました。
ぽん*管理人 2004年末発行 「ここに幸あり」期待を裏切られない楽しいものでした。主にその時々に起きたことへの時事コラム。前に書いた自分の意見に固執せず、いろいろ考えた末こういう風に考えられる、というようなスタンスをとれる中野さん。思ったことがまっすぐに綴られていて、読んでいて気持ちがいいし、本当に楽しめました。

筋が通っていて、でも正しさの権化じゃなくて、自分も含めて人間ってどうなんだろう。。という気持ちの揺らぎをちゃんともってられる。。そして、いろんなものをみつめる視線がとってもキュート!。。そういう要素のひとつひとつが好きです。

中野さんと同時代に生きコラムを読む楽しみをかみしめました。 .(2005 1/4 つながる読書空間より)


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映画に関する本

ぽん*管理人 最近中野さんの映画の本では「映画超特急」(マガジンハウス)「映画の友人」(筑摩書房)の二冊を読みました。

「映画超特急」の方は80年代後半〜90年代前半にかけて雑誌に載せておられた映画日記と採点表をまとめたもので、ちょうどその時期の映画をみていない私には新鮮で、チェックしたいものが増えた本です。

「映画の友人」の方は、中野さんの映画との関わりを書いた半生記のような本。映画に対してぎちぎちの評論家としての立場でなく自由に友人みたいに感じたことを書いていくという姿勢のなりたちがよくわかります。中野さんのことが好きな人にはとても楽しい本になっています。が、全然中野さんの本を読んだことがない人がまず読むなら、サンデー毎日のコラムをまとめたものなどがいいのではないでしょうか。。今日的で入りやすいと思います。


文学に関する本

ぽん*管理人 「ふとどき文学館」
2001年に刊行されたやはり中野翠さんの本に関するコラムをまとめた「あやしい本棚」と一緒に読んだのですが、あちらはアラカルト的にいろいろなものがまざっているもののやや一冊の本としてのまとまりに欠けている感じがあったけれど、こちらはいろいろな媒体に発表されていたものなのにとても統一感があり読みかった。。巻末にある「厳選文庫50冊」も、ちょっと変わりもの好き、だけど才能のない変人なんて問題外、って感じの中野さんの好みが反映されていてとても楽しい。 (読者書店より)
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