 SUMIKOさん |
増村監督のおすすめ映画を（あくまでも”私の”なので面白いかどうか分かりませんが）書いておきますね。 「でんきくらげ」増村の中ではマイナーですが、ヒロイン（渥美マリ）の生き方がメチャクールでかっこいい。しかも可愛いです。私もああいう女になりたい。 「清作の妻」これぞ増村！ヒロインの若尾文子はかなりジメーッとしてますが、情熱的な女性を描いたらすごい増村の手腕がでてます。「ここまでするか？」という妻の行動が見どころです。 （管理人注＊管理人の「清作の妻」の感想はこちらに。） 「好色一代男」雷蔵主演です。中村玉緒がいじらしい女の役をしています。ニヒルじゃなくてもクールな雷蔵が見れて、私は雷蔵ものの中でもかなり好きな映画です。 「美貌に罪あり」川口浩と若尾文子、山本富士子、杉村春子とか（野添ひとみもでてました あっ勝新も！）豪華スターが出てるのですが、話としてはサラッとしていて観たあとなんかイイ気分になれる映画です。(管理人の感想はこちらに。） 「盲獣」これは増村の中ではかなり有名な一本です。緑魔子と船越英二のからみがすごくドロドロで、一回観たら決して忘れることのできない映画の一つです。コワイけど面白かったです。 あと私が観たのは「赤い天使」「青空娘」「兵隊やくざ」「くちづけ」ですが、「これはダメ」というのは一本もなく、全部面白くてヒロインが情熱的で熱くて楽しかったです。映画好きな人の間で評判だったのは「卍まんじ」とか「清作の妻」とか「妻は告白する」かな。でも私の一押しはとにかく「でんきくらげ」です。(2002 12月） |
| ぽん＊管理人 | 「でんきくらげ」みました。 わたしも渥美マリのクールさ 地に足ついたセクシーさに好感をもったのですが、 川津祐介さんの扱いにもびっくりしました。 ちょっと前に深作監督、 美輪明宏主演の「黒蜥蜴」でもご活躍でした。 昔からみてる人からすれば変な感想でしょうが 感じは今とあんまりかわってないのに 影のある二枚目役とか 今よりずっといい役なんで 驚くのです。（ちなみに「黒蜥蜴」は 美輪さんはきれいだけど 大がかりな話が素朴に表現されたりして なんだかカルトムービーって感じでした。） 古い日本映画で、俳優さんの若いぴちぴちした姿を チェックするのも結構楽しいですね。 また 内容ははげしくても表現はおさえめなのもいい感じ。なにもかもみせる身も蓋もない感じが全然なくて かえっていい！とすごく思うのです。 あと古い日本映画で時々かいまみえるすすんでいるようにみえながらどっか古風なところも持ち合わせた雰囲気がまた魅力でした。(2003 4/14） |
SUMIKOさん |
「でんきくらげ」いかがでしたか？観て下さって嬉しいです。私は、渥美マリ演じる、好きな男性には思いっきり一生懸命やるけど、「コリャダメだ」って分かったら突然、人が変わったようにクールに物事を考えて、切り換えが出来る、あぁいう女性でいたい。昔のあみんの「待つわ」で唄われてるような女性とは正反対のカラッとした感じを目指します。渥美マリ、良かったなぁー。あんなじめじめした境遇にいるというのに、超クール。 昔の日本映画は、はずれがないですよね。グレードが高い。それと私が楽しい、って思うもう一つの理由は、ファッションとメークかな。60年代から70年代の女優の衣装が可愛い！ つけまつげもいいし、ワンピースなんて、バービーちゃんが着てるようなものもあって、すごく好きです。特に浅丘ルリ子とか、岸恵子の着てる服がいつもいいような気がします。(2003 4/15) |
| ぽん＊管理人 | 渥美マリ ほんとさばさばして気持ちよかったですね。 どんな悲惨な話になるかと思いきや たくましくて でも がめついとかじゃなくて 自分で自分の道をきりひらいている感じがよかったですね！ 根性もすわっている感じで。 あと１時間半という時間できちんとまとまっているところも いいなぁ。。最近無駄に長い映画が多いですもんねー！ ６０年代映画のファッションほんといいですね！ 結構今 そのまま着れるようなのもあるし。(2003 4/15） |