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デンゼル・ワシントン
管理人は2002年のアカデミー賞を受賞したあたりに、みなさんに教えてもらってデンゼル入門をした次第ですが、映画「コン エアー」の中でも、黒人の囚人が黒人のカリスマみたいなのが出てくる小説を書いている、という話題があり「映画化計画!主役候補はデンゼルワシントンだと!」みたいにいわれてるところをみて、デンゼル ワシントンの地位を実感したりして・・

ここでは、windさんがごらんになった「タイタンズを忘れない」の感想
デンゼル ワシントンがアカデミー賞を受賞した時の書き込みを紹介します。

「タイタンズを忘れない」

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windさん
今日は、ビデオですが、
デンゼル・ワシントンの「タイタンズを忘れない」を見ましたよ。

1970年代初頭のアメリカ、バージニア州アレキサンドリアの高校で
実際にあった話をもとに作られたようです。

黒人と白人が同じ学校で机を並べることさえ、
幾多の諍いを乗り越えなければならなかった当時、
フットボールのコーチとして、
赴任してきた、デンゼルワシントン。
黒人学生を迎え入れるのも初めて、
まして、殿堂入りを目前にした実績のある白人コーチを
あわや、退職に追い込んでの着任。

白人選手・黒人選手の反目、コーチ対コーチ、住民対住民など
あらゆる場での、対立の一方で、
厳しいけれど、ゆるぎないコーチとしての自信が、
徐々に、若き選手たちの心に変化を及ぼしていき。。。

よくあるといえば、あるとも言える話なのですが、
これが、けっこう、涙を誘われるのです。。。
親子、友人、恋人。。。いろいろな間柄に生まれる
反目・葛藤・愛・感動。。。
アメリカン・フットボールという熱くなれるスポーツを通して
無理なく、普遍的な涙を流させてしまう。。。

なぜか、アメフトを素材にした作品を何本か見ましたが、
どれも、アメリカ人は、ほんとうに、アメリカンフットボールが
大好きなんだなあ、と、思わせられます。
コーチは、檄を飛ばす時、必ず人生を語り、
たがの緩んだチームもやがてクオーターバックを中心に一つにまとまっていき
不可能と思われた、壁も、やがては、越えていける。。。

あざといやんと思うのはやめて、時には素直に、
心をふるわせてみたら、と、自分に言ってました。。。

デンゼル・ワシントン
ジュリア・ロバーツが、インタビュー番組で、
彼の演技を神のごとく表現していたように感じましたが
ほんとうに、見ると、映画のなかの彼をいつも好きになってしまいます。(2002 1/15)

windさん
(デンゼル・ワシントンのものをみたことがないという管理人の言葉にこたえて。。)
デンゼル・ワシントン、私も「マルコムX」や、アカデミーの助演男優賞をとった「グローリー」とかの本流(?)ものは見てなくて、
ジュリア・ロバーツと共演した「ペリカン白書」と
アンジェリーナ・ジョリーとの「ボーンコレクター」と
どちらも、サスペンス・ミステリー系の2本だけでした。
これは、どっちもおもしろかった!
後者は、原作があって、それがよかったので、
映画も見てみました。

彼、私が名前を知ったころは、すでに、
演技派として、人格者としてステイタスバリバリの感じだったので
ちょっと、脇から見ているような気もするのですが
不思議なもので、こちらで、書かせていただいているうちに
だんだん、そして、すっかり好きになってきました。フ、フッ。

ところで、「タイタンズを忘れない」、
どっかの評で「タイタンズを忘れたい」なんてのもありました。
おかしいでしょ。。。(2002 1/16)
ぽん*管理人 「タイタンズを忘れない」は高校の人権学習の授業にもつかわれ、割合高校生にもメッセージがきちんと伝わったりしているようです。
わたしがみた感想はほんとにアメリカ的な映画だなぁということ。テーマからなにから。。デンゼル ワシントンをはじめてみましたがみなさんがほめられるのがわかりました。些末なことですが、アメリカ映画をみていつも思うのは はきはきしている女の子がよしとされている社会だなぁということです。この映画でもそんな感じがします。アメフトをしっていればさらに楽しめるかな。。っていうのはありますね。。(2003 3月)

2002年アカデミー賞

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SUMIKOさん
(アカデミー主演男優賞をデンゼル ワシントンがとったことを喜んでおられる書き込みをsumikoさんがされたので、デンゼル ワシントンのおすすめを管理人がたずねたため。。アカデミー賞に関する書き込みはこちらに。。)
ぽんさん、デンゼルのお薦めは、彼がきっちり制服で決めてる「クリムゾン・タイド」とか、弁護士をやってる「フィラデル・フィア」とかありますが、一番すごいのは「マルコムX」になるのかなぁ。
でも、個人的に彼が一番イカしてて、シビれた!って思ってるのは、スパイク・リーの初期の作品、「モ・ベター・ブルース」です。
ミュージシャンだけど、チンピラっぽくて、安っぽいスーツなんか着てるんですけど、彼って身長があるから、なんでもかっこよく着こなしてしまう!!将校みたいな役もはまってるけど、へらへらした男の方が、私はスキかなー?いや、両方スキかな(笑)。
(管理人注*このあと、「モ ベター ブルース」でのチンピラっぽい役については訂正してくださいました。2つ下参照。)
今度のアカデミー獲った新作では、悪のカリスマを演じてるということで、すーーーごく楽しみにしてるんですよ。この人は凄みみたいなものも持ってるから、絶対上手くやってると思うんです。(2002 3/27)
ぽん*管理人 デンゼルのおすすめ ありがとうございます!
どれもみてないので、わくわくします。
まずそのチンピラからみようかな。。

なんか ワイドショー情報によると
悪役で主演男優賞とるのってとっても珍しいことらしいですね!
あとジュリア ロバーツがデンゼルにだきついて
デンゼルの茶色いどうらんが顔についちゃってるところとかも
流していました。(2002 3/27)

SUMIKOさん
このあいだ、デンゼル・ワシントンについて書き込みした時、
間違ったこと書いてたので訂正しますね。ごめんなさい!!
彼がチンピラっぽい役やってたのは、「モ・ベター・ブルース」って書きましたけど、その映画の中で、どうしようもない男やってたのはこの映画の監督兼役者の、スパイク・リーでした。
なんとなく、若い頃のデンゼルが観たくなって、ビデオ借りてきて、もう一回観てみたら、勘違いしてたことに気が付きました〜。
デンゼルが、チンピラみたいだったのは、どの映画だったか思いだせないんですが、「マルコムX」かなー?偉くなる前のマルコムがそういう設定だったような・・・。自分で薦めておきながらうる覚えですみません・・・。(2002 4/13)
ぽん*管理人 前にデンゼル ワシントンのこと教えてくれて、
そのとき「チンピラっぽいスーツ姿がかっこよかったのは
どれだったかな?
マルコムXだったっけ?」という意味のことを書いてくれていたと
思うのだけど、昨日安西水丸さんの「二本立て映画館」っていう
文庫を読んでいたらやっぱりマルコムXのはじめの方
「ちぢれ毛を白人に似せてまっすぐのばし、丈の長い
ダボダボのズート・スーツをいきがって着込み(中略)
まさにチンピラとしかみえない」という表現があったから、おっしゃってるのはやっぱりこれかしら?なんて思っています。
デンゼル ワシントン 実際のマルコムXにそっくりと
いわれてるんだってね!(2002 7/23)

SUMIKOさん
デンゼル・ワシントンのチンピラっぽい姿って、そう、まさに
書いていただいた通り、「マルコムX」のイチシ―ンでした。一回きりしか、観てないので、「モ.ベタ―.ブルース」の彼と勘いしてたみたい。「モ.ベター」は、少し前に観返してみたのですが、その時の彼は、キャラ的には真面目なんだけど、ミュージシャンの役なので、スーツがかなり派手で、その印象だけが残って、間違えて記憶してたみたいです。デンゼル・ワシントン、立派な将校の役とか、弁護士なんかもいいけど、アウト・ローな彼も好きですね、やっぱり。(2002 7/24)
ぽん*管理人 これらのやりとりのあと、「モ ベター」も「マルコムX」もみました。。
「マルコムX」は確かに迫力ありました!マルコムの主張は過激なんで、それについての是非はおいておくとして、長い映画だけど一気にみせるし、ハードな内容なのにうまくまとめてあってわかりやすく、しばらく余韻にひたるような映画でした。そして、実在のマルコムXとデンゼル ワシントンの似ていること!

さらに「モ ベター ブルース」も後ほどみて、スパイク リーの姿なかなかいいなぁって思いました。背が小さいことをからかわれ、「ジャイアント」なんて呼ばれ、デンゼル ワシントンに迷惑かけっぱなしでしたが。。。しかしデンゼル ワシントンも決して聖人君子でなく女性関係はいろいろある役です。ミュージシャンの部屋の感じとかも好きでした。なんかこうひとつのことにうちこんでいる姿が似合いますね。。デンゼル ワシントンは!