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教科書で出会った本
まずは小学3年の教科書にのっている「モチモチの木」のことが話題になっているツリー。
(なのに当時のわたしはそのことをちょっと忘れています。。上の子が読本でその2年前に読んでいたのに。。いい加減にきいていたのか。。。)
衝撃的とか、こわい。。とかいう話から話がはじまっています

次によみきかせに関するログ
3番目はゆっけさんの発言からはじまっている教科書に載っている名作についての話題。
最後にきょうこさんが教科書で出会われてお好きでいらっしゃり、わたしも好きな安房直子さんの話題。

「モチモチの木」など。。

ぽん*管理人 わたしがもってる岩波子どもの本で
衝撃的だったのは「ぞうのババール」
途中年寄り象の死ぬシーンに子どもの時は
とてもびっくりさせられたのだけど
今みると別にびっくりすることもない
マイルドなシーンなんだよね。(2001 9/3

めいこさん
岩波子どもといえば、小さいおうち・・
ピアノの先生宅にあって、いつもそればっかり読んでた記憶。
本屋さんに行くと、どうしても欲しくなるんだけど、我慢している一冊(2001 9/4)
ぽん*管理人 「小さいおうち」もあります。わたしも
大好きだったなぁ!なんか 何回も
読みたくなりますね。

うちにある岩波子どもの本でふるえあがったのは
「りすとかしのみ」って坪田譲治の本。
そのなかの「がまのげいとう」ってはなしが
不気味で。。いまだにあんなことになったら
どうしよう。。とか思っちゃう。。(2001 9/4)

あっこさん
岩波のものはしらないなあ。
「小さいおうち」・・・うーん。
おうちをテーマにしたものが多いようで
ぴたっと浮かばないなぁ。

私が怖かったのは日本のお話で、
「赤いろうそくと人魚」とか「モチモチの木」も底なし沼の感じを味わっていました。
悲しいことが不安な感じ。。(2001 9/4)
ぽん*管理人 「小さいおうち」はなんかはじめは田舎にたってるのだけど
家はそのままでまわりの状況がかわっていくの。
定点観測みたいで絵もすてきだしストーリーもいいよ。
きっとあっこさんもみかけたら これか!と思われるのでは。。

「赤いろうそくと人魚」はたしかになんとも切ないね!
そしてこわさもあった。。人魚姫とかもきつい話だよね。
「モチモチの木」しらないよ。名前はきいたことあるけど。。(2001 9/4)
ぽん*管理人 「ちいさいおうち」の画像のあるページみつけたよ。
http://isweb2.infoseek.co.jp/~rumi/newpage415.htm
みたことあるのではないかな?(2001 9/7)

Youさん
「モチモチの木」「小さいおうち」すごいなつかしい〜!!!
大好きでした(^.^)
佐藤さとる物もお気に入りでした。
「大きな木がほしい」はYouの一押し!
題名忘れましたが、
おばあさんが編んでるひざかけで空を飛ぶ…もハマッたなあ(2001 9/7)
ぽん*管理人 「ちいさいおうち」はほんと心に残る一冊に
なってる方多いみたいですね。
「大きな木がほしい」、ちょうどちょっと前に
別の人からもすすめられたところです。
その人は男の子の冒険もの?がすきらしく、
「大きな〜」とか
「コロボックルシリーズ」「わんぱく天国」などを
おすすめ図書としてあげてくださってました。
きいたところだったので、Youさんの話と
重なってとってもうれしいです。こっちも
図書館でみてこようっと。(2001 9/7)

あっこさん
あぁ!コロボックル!懐かしい響きだなぁ。
コロボックルの絵が佐藤さとるさんの絵なんですね。
持ってますよぉ「大きな木がほしい」。

「ちいさいおうち」自分でも調べてみました。
あかぎかんこさんの本で。
わかったよー、と書き忘れていましたけど。
ぽんさんありがとう。
その本で思い出したのですが、
私が「ちいさいおうち」とごっちゃにしていたのが
「そらいろのたね」でした。
なかがわりえこ(中川李枝子)さん姉妹の本で、
きつねと取りかえっこした「たね」を植えたら大きな家になって・・・
というものです。

で、佐藤さとるさんの項目で見つけましたよ。
「おばあさんのひこうき」というそうです。(2001 9/8)

Youさん
「おばあさんのひこうき」!!
調べていただきありがとうございます。>あっこさん
「大きな木がほしい」
当時読んでたYouの周囲の兄弟友達は、
そろって家の庭とかに、”ほったてごや”のような
怪しい建造物の築造を試み、
わざわざその中でトランプとか宿題とかやってました(笑)
内容や絵に、独特の”夢”がありますよね(2001 9/8)
ぽん*管理人 「おばあさんのひこうき」も検索かけてストーリー
読んでみるとおもしろそうですね。
「大きな木がほしい」って秘密基地もの?
このあいだみた映画「遠い空のむこうに」も
秘密基地的なおもしろさがありました。

で、「そらいろのたね」!わたしも大好き!
挿絵やデザインもいいしストーリーもおもしろいですね!
福音館のページいったことある?
ぐりとぐらのゲームとかできるところがあって
おもしろいですよ!(2001 9/8)
ぽん*管理人 ちょっと前にあっこさんやYouさんに教えていただいた
「モチモチの木」と「おばあさんの
ひこうき」はちゃんと図書館で借りて読みました!
「モチモチの木」の絵の滝平二郎さんって方のつくられた
「きりえかるた 江戸いろは」っていうの
私 博物館で買っていたことに気がついて
うれしくなっています。(かるたとかトランプとか
出先でめぼしいのがあるとすぐ買っちゃうんですよ。。)
教えてもらったのと自分の知ってるのが
つながるとほんとうれしいですね!「おばあさんのひこうき」も
いい話でした。。(2001 9/20)

windさん
滝平二郎さん、うちにあるのは、
斎藤隆介作の「三コ」の絵だけです。
久しぶりの手にとったけど、すごくいいです。(2001 9/20)
ぽん*管理人 滝平さんの切り絵から派生して。。
わたしね、版画って大好きなんですよ。
このあいだ京都新聞に、萩原朔太郎の本の挿絵とかもしている
「川上澄生」っていう人の版画が載っていて
すごくいいなぁ!と思っているのですが
また川上さんのこと 勉強できるなにかをご存じの方
教えてください。ネットで検索したら美術館があるみたいですが。。
遠いようです。。(2001 9/20)
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読み聞かせ

ぽん*管理人 どどさんが前から「本は声に出してよんであげるといいですよ」と
いってくれてましたが、このあいだ、ちょっとやってみようかと
落語の本借りてきたよ!こども用に刺激を少なくしてあるみたい
だったけど。。ちょっとやってみますわ!(2001 10/19)
ぽん*管理人 昨日書いた落語の本 読んでやったらうけるべきところで
ちゃんと笑いがとれて楽しかった!
昔話とか方言で書いてあるのは読みづらいけど
落語は読む調子が自分でもだいたいはわかってるから
楽しめたわ!音読すすめてくれてありがとう!(2001 10/20)

どどさん
ぽんさん、音読よかったね。
「本を音読する」っていうのは、教科書の「本読み」とちがって、
読むほうも聞く方も 気持ちに余裕がないと楽しめないからねえ。
「絵本を読んであげよう!」っていうのも、本を楽しむと同時に「その時を楽しむ」から、とても大切なんだと思います。
きっと親子でゆっくりした時間を過ごされたのでは。。。
ぼんさんの好きな本から、どんどん続けてくださいね。
一緒に「本を読んで楽しむ」なんて、一生のうちの何年かなんだから、
おもしろおかしく楽しんで欲しい・・というのが、私の願いです。
確かにめんどうになる時もあるけどね。。。(2001 10/20)
ぽん*管理人 音読 そうだねー。
その時をたのしむって感じだね。
こども用落語シリーズは、ちょっとたのしめます。
ブラックなオチとかはかえてあってちょっと
自分が読者の立場ではものたりないときもあるけど。。
ま、入り口ということで。。
昨日も読んでやろうと意気込んでいたら
先に寝られてしまった。。たたきおこすのもなんだったんで
あきらめました。。(2001 10/20)

windさん
音読、うちもついこの間まで、続けてました。

でもその中身は。。。
小さい頃は、短い絵本だとか、昔話だとか、エルマーものとか、
おしいれのおばけ(でしたっけ?)とかちょっと長いものでも
面白ければ、大丈夫だったのですが、
そして、気に入ったものは、何日も同じのを続けて読んだりしてたのですが、

いつの頃からか、
恐竜がきっかけだったでしょうか、
お話系から、宇宙とか、虫とか、謎とかの、羅列系に移ってしまって、
それでも、
毎日、「おとしぶみ。。暮らし。。飼いかた…」なんて読んでたのですがなんかいやだなあ、お話読みたあい、お話でなきゃいやだ、と、
こちらの気分もあって、最近音読しなくなってました。

お話、読みたいんですけど。。。
これって、まさに、エゴでしょうか?(2001 10/22)
(このあとのどどさんのお返事以降はフリズル先生のコーナーへ)
ぽん*管理人 説明文は音読しんどいよ。森本レオ風とかだと楽しめるかも
しれないけど。
やっぱり自分で読んでたのしいものじゃないと!
いやいややってもなぁ。。

わたし 音読っていうと映画の「くまのプーさん」シリーズで
うさぎが小鳥を育てるんだけど、小鳥が飛ぶ練習をするのが
うさぎは、いつまでもそばにおいておきたかったものでゆるせなくて
「勝手に飛ぶ練習なんかするなんて。。今日はお休み前の
ご本もなし!」とかいうシーンが悲しく心に残っています。
なんていうか「おやすみまえのご本」って特別の
あったかいイメージがあるなぁ。。

昨日は大阪行ったんでくたくたで
また寄席をひらけなかったのだけど
息子の宿題の音読できかされた
「がまくんかえるくんシリーズ」っていうのがかわいくってさ。。
他のおはなしもよんでみたくなっちゃった!

ま、音読 あんまりしてるわけではないのだけど
楽しくできたらいいなとは思ってます。 (2001 10/22)
ぽん*管理人 がまくん かえるくんシリーズの紹介はここの
下の方に。。「ふたりはいっしょ」とかそういう
タイトルのシリーズです。

http://www.zephyr.dti.ne.jp/~tmiyaji/lobel.html (2001 10/22)

windさん
そうですね、自分で読んで楽しくなくちゃですよね。

でもでも、「おやすみまえのご本」おとりやめ状態もちょっと淋しい。。

「がまくんとかえるくん」
うちも、宿題で、音読してました。
最初なんとなく聞いてたんだけど、いいはなしや〜ん、と、すっかりファンになりました。
シリーズだったのですか。。。

ウン、他のおはなしも読みたい!(2001 10/22)
(→アーノルドローベルの項につづく)

どどさん
「おやすみ前のご本なし」は、わたしの脅し文句です。
小3くらいまで、これで息子の目ウルウル、「ごめんなさぁ〜い、ヒックヒック」でした。
最近は、奴も生意気なもんで「じゃあ、いいよ!フン!」です。
いつまで続くかな?と思いつつ、今夜も・・・(2001 10/22)

あっこさん
最近口も態度も悪くなった一年生の息子が
お休み前の本読みの時間になると甘えたおとなしいボクに変身します。聞きながら寝てしまうこともあるのに何となくどこまで読んだかを
覚えているときがあって驚かされます。

低学年で、音読につきあってこっちがのめり込んでしまったのは
後はスイミーです。子どもも好きだったのかレオ・レオニの
別の作品で家にあった、しゃくとりむしかなにかの本を持っていきました。
3年生の、戦争の時のもので「ちいちゃんのかげおくり」の時は、
私だけが泣きたくなってごまかすのに困りました。(2001 10/22)

どどさん
教科書の音読で、4年の教科書にでてくる「あらしのよるに」
あれもシリーズで、最後は「失楽園」状態になるんですよ。う〜ん。
こどもの本は、元気のでるような、前向きなのが好きだなあ〜。
でも、ちょっとドキドキで、おもしろい本ですよ。
教科書にもいい話があるんだけど、やたら漢字が増えてたり、
挿絵が省略されたり、、なので、本でも味わってみてね。(2001 10/22)

どどさん
(アーノルド・ローベルの、どどさんおすすめのを読んで感謝の書き込みをwindさんがされたのにおこたえになり、そのあと。。↑この辺のやりとりはローベルのところで。。
今週から、息子の小学校の読書週間なので、朝の読み聞かせに行きます。
高学年向けには、「三びきのコブタのほんとうの話」ジョン・シェスカ絵レイン・スミス文 岩波書店で、勝負しようかと。
低学年向けには、「3びきのかわいいオオカミ」ヘレン・オクセンバリー絵 冨山房
どっちも「3匹のこぶた」をベースにしたパロディものです。
それに自分で読んだらおもしろいよ〜って本を紹介してきます。
よかったら、読んでみてくださいね。(2001 11/19)
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教科書から名作が?


ゆっけさん
最近教科書から名作が消えているのでしょうか?「スーホの白い馬」や、最近まで小3の次女が習っていた「ちいちゃんのかげおくり」(あまんきみこ)は子供が音読しているのを「ながら聞き」しているだけでウルウルきてしまいます。

「ちいちゃんのかげおくり」の中に「干し飯(ほしいい、こんな字ですか?」がでてきて、今日次女が「干し飯たべてみたいな!」と言ったら、小5の長女が「知っとるよ、ご飯炊いて、一粒づつばらばらにして干すの!」まではヨカッタんですが、「でも、食べたことあるかも、服についたご飯がカパカパになったやつやけどな」
って、、しんみりする話のハズが、、、。(2002 11/17)
ぽん*管理人 「スーホー。。」と「ちいちゃん。。」わたしは
つらくなっちゃうんですよ。
うちの子とwindさんの子が二年の時(去年)
アーノルド ローベルのおてがみですか?
かえるくんとがまくんの話ですごい盛り上がって
ローベルブームがおきたことありました!今でも好きです。
(管理人注*これについてはこちらにまとめてあります。)

ほしいい、わたしは古典でならったときに
ほしいいが涙で「ひたびにけり」とかいう表現があって
ものすごい涙だなぁ。。でも、このたとえって
シリアスな場面なのに
なんかおかしい。。とか思ったことがあります。
娘さんもほしいい を保存食にされているのですね。。(違)
わたしも今朝 通路におちてた ほしいいを 素足で
ふんづけて痛い思いをしました。

なんか漱石とか森鴎外とかが教科書から消えるってはなしは
ききましたね。教科書も自分たちが習っていたときとは
かわってきましたね。(2002 11/8)

ゆっけさん
ローベル・シリーズですね、教科書に載ってましたね!図書館の絵本コーナーでも見ましたが「おしゃれ」。
さすがハイセンス(?)な文化出版局が出版しているだけあるなあ、、と思いました。

そして、漱石の「坊ちゃん」が最近まで中日新聞で2ヶ月くらい連載されていたんですよ。反響もよかったようで、また今度は「三四郎」が始まりましたが、できる限り旧仮名遣いで、載せているようです。

で、反響の中には「面白いからぜひ”本”にして出版して欲しい」というのもあったそうな、、。(2002 11/9)
ぽん*管理人 ローベルといえば 前にMineさんのサイトで
http://homepage2.nifty.com/Kinderstube/index.htm
アーノルド ローベルの奥さんのアニタ ローベルも
絵本をつくってると教えてもらって何冊か読んだことが
あります。絵もなかなかムードがあってすてきでしたよ。

漱石の逸話おかしいですね!でも「おもしろいからぜひ本にしてほしい」って、
ある意味なんかこう 漱石が有名な人とかいう知識関係なしのすばらしいほめことばともとれますねー!(2002 11/9)

安房直子さん


きょうこさん
(ニューウェイブな児童文学への感想のあとに。。それについてはここ。。)
最近の再読して感動したのが安房直子さんです。
「きつねのまど」が小学校の国語の教科書に載っていて、とても印象深かったので。
ちょっと明るめ小川未明、とか表して友達にわからないと言われてしまいました(>_<)
何というか色彩的で美しく、叙情なお話を書かれるのです。
そうそう。
(きょうこさんがお会いしたとき内田百閧ノ興味をもっておられたので、
管理人が百閧フことが載っているよとおすすめした)
「ふとどき文学館」(中野翠)
も借りてきました。お正月に読みます〜。(2002 12/21)
ぽん*管理人 安房直子さん!実はわたしもNHK教育のおはなしの番組で
それをみて、ものすごくいい!と思いメモを書いていたところ
だったんですよ!なんたる偶然!とっても味わいがありますよね!
まだ本は手にとっていなかったのですが、ちょっとみてみます!
やっぱり!
(NHKのおはなし番組もなかなかいいですよ〜!
児童文学だけど「ねこのネコカブリ小学校」とかも
やっているときおもしろい〜って思いました。。あ これも原作読まずじまいです。。)(2002 12/22)
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