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「ショーシャンクの空に」〜モーガン・フリーマン
ぽん*管理人 「ショーシャンクの空に」をみました。本当にすばらしかった。刑務所の仲間の描き方もすばらしいし、主人公が一面的じゃないところもとてもよかった。そして何より大好きになったのはモーガン・フリーマン。なんて渋いんでしょう。久々にすっとはいっていける映画でした。(2002 9/13 monologueより)

mikeさん
私が見たのは、飛行機の中のちっちゃな画面だったけど、見ごたえ充分だった。陰謀、サスペンス、友情、どんでん返し、無理の無いハッピーエンド。

モーガン.フリーマンは、この後、“セブン”でも良かったし、“ディープ.インパクト”では、品格のある合衆国大統領だった。(映画は良くなかったけど。)黒人初の大統領役だと、日本の雑誌にインタビューが載っていた。ブルガリのスポーツウォッチを嫌味無く着けているのが、印象的で、カジュアルなのになんてお洒落で知的なんだろうと思った。
だから、テレビで再度見るまで、”ショーシャンク”のおじさんが、’モーガン’とは気が付いていませんでした。彼は、悪役もこなすし、芸達者ですね。
(2001 9 月メールでいただいたものを許可を得て転載。)

みちさん
久しぶりに本格的な演劇を見た気分で満足感を味わいました。最初<字幕>とでたので目が疲れて最後まで見られるか不安でしたが、見始めると画面と音声に魅了されて息をつく間もありませんでした。語り手の朗読の見事さ!英語の持つ味を出した詩的表現力、フリーマンの声と相まって素晴らしいの一言です。これは字幕でしか味あえないものですね。
会話の中にも哲学的な言い回しが随所にでてきて本当に堪能しました。
<生きるのにはげむか。死ぬのにはげむか。>
<不幸は空中に漂いつつ誰かにとりつく。>
<希望は大切だ。悪い事は長く続かない。(このセリフを見た時に、苦痛はいとも長い一つの瞬間である。オスカーワイルドの獄中記の一節を思い出しました。) 等・・等・・挙げたらきりがありません。

次の場面や最後の場面など暗示する表現もよくみられましたね。最初の所長室の壁に掛かっていた額<神の裁きはくだれり。即刻。>          
掘る道具が見つかりそうになった時の会話と聖書に<まさに救いはこの中にあり> 等・・等。

最後に、主人公の冷静で頭が良いだけではなく、計画性をもってそれを実行する粘り強い人間像を見事に描ききっていました。

監督は多分シェークスピアに学ばれたのでしょうね。(2001 10月メールでいただいたものを転載。)

mikaさん
キング原作もの映画の中でも、ぽんさんがmonologueに書いておられた「ショーシャンクの空に」は、本当にすばらしい作品ですよね。
ぽんさんはラストシーン、どう思われましたか?
私は「あれ〜、イメージがちょっといかにもすぎるなー」と思ったのですが、妹いわく「あれはモーガン・フリーマン(役名忘れました)が心に描いているイメージと取ればいーんじゃないの?」とのこと。
なるほどーと思った記憶があります。

モーガン・フリーマン、シブイですよね!
私は、当初はまだ肩の力入りすぎというか、一皮むけきってない感じのブラピが主人公の猟奇殺人もの(?)「セブン」での彼も大好きです。
若くて熱い刑事ブラピと組む、ベテランの渋〜い先輩刑事役でした。あのケビン・スペイシーも出てますし、なかなかオススメの一本です。(そこそこグロいですが)
(管理人注*セブンについてはここでも少し話題になっています。ご参考に。。)
プチ「アルマゲドン」の趣のある「ディープ・インパクト」でも渋い大統領役を演じていましたね>モーガン
(同じくハリウッドで活躍しているサミュエル・エル・ジャクソンと違って、ハジけた役はムリっぽいか?(笑)>モーガン)(2001 9/16)
ぽん*管理人 「ショーシャンクの空に」
ラストはわたし素直にあれで大好きでしたが、ネットサーフィンして本も読んだ方の感想を読んでいると、本とはちがってるらしいですね。
モーガン フリーマンの心象風景。。なるほど その方がおとなっぽいかもしれませんが わたしはあれが現実でいいって感じです。
(すくいを求めているだけかもしれません。)

「ディープインパクト」にもでてるのですか!>フリーマン様
ぜひみたいと思います。
いろんなしぐさや表情がすごくいいもの!(2001 9/16)

windさん
「セブン」おもしろかったです。

モーガン・フリーマン、私は、
「ショーシャンクの空に」の前に、こちらで知りました。
その後、評判高い、「ショーシャンク〜 」を見た時、
何の予備知識もなくて、また彼が出てたのにビックリしました。
時間的には、こちらの方が先なんですが。。。

「ディープ・インパクト」では、確か大統領役だったし、
「フラッド」では、わるもんだったんですが、絶対彼はただのわるもんで終わるはずがない、と、固く信じて見つづけてしまいました。(2001 9/17)
ぽん*管理人 「セブン」みました!
わたしがよくみてる日本のドラマとかあれに影響うけたのがすごく多そうだな〜。。モーガン・フリーマンとブラピのやりとり おもしろいですね!そしてmikaちゃんのおっしゃるようにブラピ わりと初々しかった。。(2001 9/18)

mikaさん
ショーシャンクの空に」のラストシーン、
私もまったく素直に・前向きに受け取ったのですが、
それにしちゃイメージがベタだよな〜と思ったのでした。
だーって、あんな場所にあんなボロボロの船って(笑)
リアルじゃないんだもん(笑)
なので、妹の意見になるほど!と思ったのでした。
彼の「イメージ」なのだとしたら、それもアリだなと。

「セブン」は、あまり期待せずに観たので、
満足度も大きかったような・・・
猟奇殺人犯役って、いかにも大げさに演じられてしまうことが多くて、
ひねくれものの私は、それでシラけてしまうことが多いのですが、
この作品の犯人像は、静かで不気味で新鮮さを感じました。

「ディープ・インパクト」のモーガン・フリーマンは、
「セブン」「ショーシャンクの空に」に比べると
活躍度が低いですが、作品としてはけっこう好きなのです。
後から鳴り物入りで公開され、評判も興行成績も大きく「ディープ・インパクト」を上回った「アルマゲドン」より、私はずっと好きだったし、感情移入できました。
だって「アルマゲドン」って、あまりにアメリカ万歳なんだもん(^^;ゞ
(今この発言は不謹慎か???)
家族の描き方も、「ディープ・インパクト」の父&娘のほうがグッときました。(2001 9/18)
ぽん*管理人 「ショーシャンク。。」なるほど。。しかし、あの映画で
「こんなちけんな。。しかし。。」っていうアイテムが他にも出てきたでしょ。(物語のキーとなるアイテム)
だからそういう感じなのかな。。と思ったりしています。

「セブン」は気の散りやすいわたしでもずっと集中させてくれる
映画でした。
先に「セブン」をまねてつくった日本のドラマをみているもので、「ああ こういうイメージをもらってきたのね」と思ったりしていたのだけど、たしかに過剰な感じがなくていいですね。ラストとかも。。

「ディープ・インパクト」はほんと今まで自分の関心の圏外でした。
(「アルマゲドン」しかり)
でもモーガン・フリーマンみさせてもらいます!
「セブン」みて、mikaちゃんの「ハジけた役はムリか?」
というのを思いだしちょっとほほえましい気分になったりしてます。。(2001 9/19)