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映画,芸能界などなど。。
芸能界がテーマの。。 映画鑑賞のおともに。。 

芸能界がテーマの。。


澤村可奈子さん
読書家かなさんのおすすめ本のうち、このコーナーにふさわしいものを載せておきます。(ほかのものについてはここここにのっています。)
芸能界という世界を扱ったものとして「芸能人別帳」(竹中 労作/ちくま文庫)、
「テレビの黄金時代」(小林 信彦作/文藝春秋)も挙げておきます。「芸能人別帳」は、1970年代前半までに書かれた文章ですが、ここで竹中が指摘した状況にその後の芸能界が恐ろしいほど陥っているのがわかります。
テレビの黄金時代」は、小林信彦の真骨頂ともいえるジャンルを扱っています。60年代から70年代に、バラエティ番組を多く見ていた人にお薦めです。小林信彦の映画論とテレビ論は、一読してみる価値があると個人的には思っています。(2002年秋)
ぽん*管理人 今ちょうど小林信彦さんの「私説東京繁盛記」(ちくま文庫)という本を読んでいるんですが、小林さんの半生を追いながらの東京の風景の覚え書きにもやはりテレビ界のことなどしっかりした筆致で書かれていて興味を持っています。可奈さんおすすめの本も是非読んでみたいと思っています。

竹中労さんについても「異端カリスマ列伝」(本橋信宏著 ちくま文庫)という本でエネルギッシュなルポライターでいらしたことを知ったのですが、その後もいろいろな本で言及されていたりして、関心をもっていたところです。こちらにもとても興味があります。(2002年12月)



ぽん*管理人 今 小林信彦さんのコラムの逆襲っていう
1999年〜2002年までのエンターテイメント時評
読んでるのですがすごくおもしろいです。
よく調べてあるけれど読みやすい!(2003 2/25)

windさん
ぽんさんが、書かれていた小林信彦の「コラムの逆襲」
おっしゃるとおりとても読みやすく、でも、メモを取りたいこと満載で
またまた、見たい映画が、ずらりと増えてしまいました。(2003 3/2)

ゆっけさん
小林信彦さんのコラム、中日新聞で時々見かけます。その名もズバリ
「小林信彦のコラム」信念を持って、曇りのない目で見極めている、、というような視線(姿勢、、かな?)を感じる文章です、、がかなりご自分の好みもはっきり述べている、、かな。。私などが読むと全部真に受けちゃいます(素直だし!?)3/28(金)の夕刊で329回目、、て書いてありますからずいぶん長く続いていますね。週一?隔週?月一?わからない。
「コラムの逆襲」も目を通したいですね。(2003 3/29)
ぽん*管理人 小林さんの。。まさにその中日新聞の
連載をまとめたものがコラムシリーズです。
オンタイムで読めるなんていいなぁ!
しっかりした批評眼をおもちだけど
いろんな分野のものにふれておられておもしろいですよね!(2003 3/29)

ゆっけさん
小林信彦さん、そうだったの!中日新聞のをまとめたのですね。。いつも楽しく「オンタイムで」読ませていただいています。お先に失礼〜。(2003 3/30)

映画鑑賞のおともに。。

おすぎさんと淀川さん 吉野朔実さん 
まっちゃんの「シネマ坊主」については映画のコーナーに感想とともに載っています。

おすぎさんと淀川さん

mikaさん
前にぽんさんが紹介されてたような気もするけど、
映画好きのみなさんにぜひオススメしたいのが
おしゃべりな映画館という本です。
淀川長治+杉浦孝昭(おすぎ)の対談集、
1〜4巻までマドラ出版から出ています。
(今は出てないんでしたっけ?)
まるでその映画を観たような気持ちになるほど、
映画が生き生きと語られ、観たことのない映画は
絶対観たくなってしまうし、
二人のやりとりが最高なんですよー。
時には淀川さんがおすぎを厳しくたしなめたり、
「ほー、あんたはそんなキレイな心を持ってたの」なんて
感心して見せたり。ホント、仲良しでライバルの
母娘(笑)みたいで面白いのです!(2001 5/18)
ぽん*管理人 mikaちゃんおすすめのおすぎさん淀川さんの対談集2巻もってます。みる前に読んでもいいのでしょうがみてから読みたいなってのもあって。。

前に、おすぎさんの講演で「淀川さんは映画のイメージふくらますのが上手ですてきなシーンの描写とかして、こっちが夢ふくらませていたら、全然そんなシーンなんかないときがある。困るけど淀川さんにはみえてるんだから仕方ない。ホントずるいんだから〜」っていうようなことを愛情こめて語っておられたことあったよ。

それとなんでもかんでもほめてるんじゃない!
気に入らない映画を放映しなきゃいけないときはその映画のはなししないからすぐわかる!っておすぎさんがいってたよ!

あと、おすぎさんだけで出してる映画の評論もあるね〜。

キネマ旬報から三谷幸喜さんと、和田誠氏の映画の対談(「それはまた別の話」「これもまた別の話」)がでてるんだけど、これもみた映画はおもしろいよ。
みてないのは細部まで語られすぎていてみてから読もうって感じだけど。。トイストーリーとかの細かいはなしとか二人でしてるのも楽しかったよ〜!(2001 5/18)

mikaさん
確かにお好きな映画を薦めるときと、
そうでないときでは、身ののりだし方が違いましたね(笑)>淀川さん
ほめるところのない映画なんだろーなーというときには、
本筋やキャストと関係ない、ヘンなところをほめたりしてましたしね。(2001 5/20)
ぽん*管理人 やっと以前mikaちゃんがすすめてくれた石川三千花さんの本を買ったのだけど、(「おもいっきりスター」)俳優の名前等が頭にはいってないわたしにはひとりずつかわいいイラスト入りで解説してあって助かる本ですわ。(2001 5/22)

mikaさん
石川三千花の本は、淀川さんとおすぎの本と同じくらい映画を観る気にさせますよねー。
観たい映画がどんどん出てくるので、
いつもメモ用紙を横に置きながら読んでいます。(2001 5/23)


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吉野朔実さん「こんな映画が、」
ぽん*管理人 (mikaさんが、吉野朔実の「こんな映画が、」に書いてあるのと同じ感想を「バッファロー66」をみてもたれたのをうけて。。
その感想はこちらに。。)
吉野さんの本 ところどころ文章が抽象的でわからないところも
あるけれど 映画選びのセンスとかすごく共鳴できるし
中野さん石川さんとまたちょっと違う見解とか
かいてあっておもしろかったと思います。。(2002 3/26)

mikaさん
吉野さんの「こんな映画が、」、
ぽんさんのおっしゃるように、ちょっと抽象的ですよね。
感想の述べ方が。文章も短いし。
あと、述べ方の沸点が低いというか、
淀川さんやおすぎさんや三千花さんが映画を語るときの、
「きゃー!」「たまらなくいい!」みたいなテンションではなくて、
一歩ひいたところから書いているようなところが、
新鮮な感じがしました。
読む側としたら「きゃー!」というノリで書かれたもののほうが、
楽しめるような気がしますが。

でも、「多くの人に観られずに終わってしまう映画を紹介したい」、
というスタンスどおり、ホント、知らない映画がいっぱいあって、
びっくり&感心しました。
良い本を紹介して下さってありがとうございました!(2002 3/26)



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