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ポール・トーマス・アンダーソン監督
製作順にみたわけではないのですが、「マグノリア」に好印象を持った後、2003年「パンチドランク ラブ」で夢中になってしまい、「マグノリア」以前の「ブギーナイツ」をみたらまたこれがすばらしい!デビュー作の「ハードエイト」までその時点で公開された彼の作品は全部みてしまいました。
マグノリア   パンチドランク・ラブ

マグノリア

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mikaさん
ボードでコーエン兄弟や「ファーゴ」の話がでたことから。。「ファーゴ」にも「マグノリア」にも出ているウィリアム H メイシーつながりで。。
「ファーゴ」ごらんになったら、「マグノリア」もぜひぜひ!
「ファーゴ」で事件を引き起こすセコい男役の俳優
(ウィリアム H メイシー)が、またまた情けな〜い役で登場して泣かせます(笑)
彼の顔って一度見たら忘れられないほど情けない。
なんか始終ビクビクっていうか、チワワみたい(笑)
「マグノリア」は同時期公開された「アメリカン・ビューティー」とだぶる感じもあるけど、9つのエピソードが絶妙にリンクし合う様のおもしろさ、1つ1つの掘り下げの深さ・重さという点で、私的にはこっちに軍配あげますね。
トム・クルーズの怪演も見モノですよ〜\(^O^)/(01 3/25)

windさん
「ファーゴ」「マグノリア」は、(いっしょにしちゃあ、いけんですが)
でも、自分の中では、はじけなくって、くやし〜い。
伏線についていけなかったのかなあ。
メモでも持って、もっかい見るか。(うそうそ)(01 3/25)
ぽん*管理人 今日は、「マグノリア」みました。以前、Youさんがぎょっとされたと書いておられたシーンわたしもギョッとしました。(管理人注*元のYouさんのログがありません。。ごめんなさい。。とにかくぎょっとするシーンがあるということです。)でも、なんか聖書の中のできごとっぽい雰囲気もあったなぁ。。ファーゴのディーラーの人がまた!あの人のやとい主がまた個性的!トムクルーズ、みなさんがおっしゃるようにほんとになかなかよかったですね。すべてが破裂しそうになって不安な気持ちでどんどん進んでいくけれど、ああいうところに着地するっていうのもいいですねー。(2001 5/19)

mikaさん
「マグノリア」、ついにごらんになりましたか!(ここから先ネタばれ少々あり、注意!)あのシーンにはギョッとさせられますねー。やっぱり旧約聖書の要素が入ってるのかな?でも私はそういう理屈抜きに、ただただ「ビックリ」させてもらえて大喜びでした。細かなエピソードもそれぞれきちんと描かれていて、それをよくああいう形にまとめたなぁと感心。純情な警官とイカれた女の子のエピソードには心洗われました。

トム・クルーズのエピソード、ぽんさんはどう思われましたか?
(「私は」から4行ネタばれなので反転させて読んで下さい。)私は「和解すると見せかけて、そんな甘いもんじゃないってオチか?」と予想したのですが、見事そのまたウラをかかれたオチに「そうくるかー」と大満足でした。涙の和解も、お涙頂戴っぽくならずにきちんと素直に胸に響きました('-')

「ファーゴ」のディーラーの人(ウィリアム・H・メイシー)は情けないというか、姑息な役やらせたらピカ一かも!(笑)(2001 5/20)
ぽん*管理人 (かなりネタバレ発言です。。先4行反転させて読んで下さい!)「マグノリア」、わたしは純情な警官のことをずっと疑ってて、「なんかあるんじゃないか〜」と思い続けてしまってました。でこっちの方で裏をかかれた感じかな。。そういうことだったのか〜って。

トムクルーズのエピソードたしかにたしかに!あのシーンいいいい!「マグノリア」ははじまり方とかがなかなか皮肉で、なんか裏を読んじゃうようにもっていかれる感じで。。でもさらにその裏をかかれるってかんじかな。。

ウィリアム H メイシー、もう気になって仕方ないよ!ERでもちょっと臭みもある人物演じてたよ〜。検索かけて次々みようかな〜?(2001 5/20)

Youさん
> Youさんがぎょっとされたシーンわたしもギョッと
> しました。でも、なんか聖書の中のできごとっぽい

ちょこっと書いただけなのに、覚えていて下さって感激 >ぽんさん
でも「聖書の中のできごと」ってYou存じませんわ。無知…(汗)

> 純情な警官とイカれた女の子のエピソードには 心洗われました。
うんうん。確かにそうでした! >mikaサン
何だかとってもイイなあ〜と、Youも初心に返る思いでした(笑)

「ファーゴ」「マグノリア」もう一回観たくなりました!(^.^)(2001 5/20)
ぽん*管理人 >でも「聖書の中のできごと」ってYou存じませんわ。無知…(汗)
あ 変な書き方してごめんなさい。単なるイメージです。
旧約聖書とかってなんかいろんなはなしがはいってるでしょ。
川がわかれたり、人が塩になっちゃったり。。
大洪水が起きたり。。ああいうイメージです。(2001 5/20)

Youさん
そっかあ!旧約聖書。海割れ・大洪水・etc.←解説恐縮デシタ
うんうん。”あれ”が降るのも”イメージ”ですね♪(^.^)
ぞでにじでぼ、まぐのりあの”あれ”ば、超えぐいでずよねー(@_@)
(2001 5/21)

mikaさん
>Youさん
「マグノリア」で降ってくるアレって、旧約聖書の出エジプト記かなんかで、暴君に神が与えた罰みたいな感じだったと思います。
映画では「浄化」の意味を持っていたんじゃないかなぁ。
何にしてもビックリした!
そしてその後の展開にはホッとしました('-')(2001 5/22)
ぽん*管理人 この後、「パンチドランク ラブ」をみにいって、パンフを買ったら、あの映画とってから聖書の話知ったと書いてありましたが、とにかく効果的なシーンでしたね。(2003 秋)

「パンチドランク・ラブ」〜

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SUMIKOさん
「パンチドランク・ラブ」,すごく好きなタイプの映画だったので、また機会があれば、観てみてください。大笑いします。とっても可愛い、ばかげた話なのです。ここにもエミリーワトソンがでてます。自分の恋愛観をもう一度考え直そうかなーって思うくらいの、純な恋愛が描かれてて、いい感じで映画館をでれました。(2003 9/10)

mikaさん
私は昨日、ようやく「パンチドランク・ラブ」を観てきました。
純粋なラブ・ストーリーなのですが、
そこはポール・トーマス・アンダーソン(監督)、
奇妙な味付けがとても面白かったです。
主人公を変えるきっかけとなる出来事とか、
「マグノリア」を感じさせるものがありましたよね>sumiちゃん
降ってくるような爆音SEにビックリ、
ハワイと、「ポパイ」のオリーブ
(シェリー・デュバル=「シャイニング」の奥さん)
が歌う「He needs me」や、
主人公の直情型の愛、二人の気持ちが伝わってくるような
キスシーンにうっとり。。。
アートワークも美しかったー。
「ハピネス」と「マグノリア」でも大活躍していた
大好きなフィリップ・シーモア・ホフマン
(あまりにもリアルにダメ男って感じの。
「マグノリア」ではイイ役だったけど)も良かった!
監督の「マグノリア」、主人公アダム・サンドラーの「リトル☆ニッキー」
エミリー・ワトソンの「奇跡の海」「本当のジャクリーヌ・デュプレとかみんな見直してみたくなりました。
役者ぞろいだ!(2003 9/14)
ぽん*管理人 「パンチドランクラブ」にでているアダム サンドラー
わたし好きなんですよ。「リトルニッキー」でも
「ウェデングシンガー」でも。。
なんか好みがあるみたいだけど
わたしはあの顔とかも好きだなぁ。。
かわいらしくみえるし。。みたいなぁ。。(2003 9/15)

mikaさん
フィリップ・シーモア・ホフマン、
「この人が出ているとその映画の評価がグッと上がりがち」な
位置に急上昇中です。
何と言っても「ハピネス」での、いかにもリアルな
ダメ・ダサ男のイメージが強烈なのですが、
どの作品も好きだなぁ。(「リプリー」レッド・ドラゴンも)
その「好き加減」というか、ツボを突いてくる絶妙さは、
ブシェミや、ウィリアム・H・メイシーにも匹敵する感じ!

アダム・サンドラーは、モッサリしているのですが、
「パンチ・ドランク・ラブ」では、
その身体の大きさが、ブチ切れたとき、
愛にすっぽり包まれた時、
双方にイイ方に作用していたような気がします。
カワイイ人ですよね。

しかし、エミリー・ワトソンは、やっぱり半端じゃないです。
アメリの主役候補だったというのもうなずける。
彼女のアメリが観たかった気がするなぁ。(2003 9/16)

windさん
フィリップ・シーモア・ホフマン、「レッド・ドラゴン」でも
mikaさんのおっしゃるようでした。
「リプリー」にも出演しているのですね。
ちょっと抵抗していた「リプリー」でしたが、みてみたくなりました。(2003 9/21)
ぽん*管理人 「パンチドランクラブ」いってきました!
キレやすい男が主人公ってことで、ちょっとドキドキ
していたんですが、全然大丈夫!
アダム サンドラー演じる主人公の気持ちがすごく
わかって 終始「がんばれよ〜!」って感じでした。

内面もあらわす音楽も、なんともいえない
色彩の絵みたいなのもとってもよかった!
フィリップ シーモア ホフマンはよい人では
ないけれど
どの登場人物もなんかおもしろい味わいがあって
楽しかったです。
アダム サンドラー&エミリーワトソンじゃなかったら
こんなに愛おしいって気分にならなかったかも。。
恋愛映画苦手なわたしなのに
予想外にも思わず感極まった映画でした。
そしてみたあと なんか充実感が続いています。。
ほんとにいい具合でした。
あの監督のもっとみたいです。(2003 9/24)
ぽん*管理人 「パンチドランク ラブ」、かなり「みてよかった!」って
気分になっていて、そのあと 関連の映画を
みつづけてます。

同じポール トーマス アンダーソン監督では
「ブギーナイツ」「ハードエイト」
「ハードエイト」は長編監督デビュー作なので
おとなしい出来ですが
「マグノリア」の一話になりそうな味わいのある話でした。
「ブギーナイツ」は音楽といい、
役者(ジュリアン ムーア、フィリップ シーモア ホフマン
ウィリアム H メイシー、そしてバート レイノルズも
ものすごくいい味!)といい夢中になってしまいました!
70年代後半から80年代にかけてと
いう時代の設定もうれしかったし、
それぞれ人間をつきつめて描きながらも
つきはなしはしないそのスタンスがすてきだ!と思いました。
大好きな映画です。


パンチドランク ラブの関連サイトで、
フィリップ シーモア ホフマンのかっこいい姿が。。みたいにかかれていた
「あの頃 ペニーレインと」も借りました。
70年代のロックバンド周辺の話で
もちろんドラッグなんかも出てくるけれど
純な感じでまっすぐに誠実につくられていて
好感をもちましたし、
フィリップ シーモア ホフマンも
たしかに頼もしかったけれど、みた時のインパクト
楽しさ、っていう意味では
やっぱり「ブギーナイツ」がよかったなぁ。。って感じです。
「あの頃 ペニーレインと」の方も心に残るせりふはありましたけれどね。。(2003 10/4)