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親子テーマがはいっている映画
ハッピィエンドのラブストーリーの話をしている時にでた「『バッファロー66』は親子関係も描かれてますね。」というような会話からこのテーマの話が。。ダニエル ディ ルイスがらみで「ギャング オブ NY」のところに書いた父の祈りを」もばっちりそういう話ですね。
親子テーマいろいろ  「遠い空の向こうに」と「リトルダンサー」

親子テーマいろいろ

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ぽん*管理人 親子テーマのはいってるおもしろい映画、
また頭に浮かんだの書いちゃってね!
メインテーマでないほうがさらにおもしろいものが
でてきそうだけど。。
あ 「ワイルド アット ハート」の親子関係も根深いな〜。。
映画の方じゃないけど 今「ブリジット ジョーンズの日記」
読んでいて、これも親子関係の悩みとかも結構おもしろいわ。。
根深いとかじゃないけど。。(2001 11/25)

mikaさん
親子テーマが入っている映画って、けっこう多いかも〜。
「ハッピーエンドのラブストーリー」の時には、
あれ?案外浮かばないなーと思ったけど、
メインで考えてもザクザク浮かんできます。
ラブテーマより、普遍的ということか???

対立する父と息子、と考えただけでもざっとこの通り。

「マグノリア」「シャイン」「リトル・ダンサー」
「遠い空の向こうに」「いまを生きる」


「マグノリア」はちょっと屈折してるけど、その他の作品は
厳格で頑固者で分からず屋の父親に対抗する息子という形で
描かれていますよね。

マルチェロ・マストロヤンニと、「イル・ポスティーノ」
主演した役者の父子関係を描く「Barの灯もる頃」は、
ちょっと切なくてほろ苦くて、いい映画ですよ。

母と娘の対立にもいろいろあるなー。
「ワイルド・アット・ハート」もそうだし、
「迷子の大人たち」とかも面白い!
(お母さんにシャーリー・マクレーン、娘にキャシー・ベイツ)。
同じくキャシー・ベイツがお母さんで、
ジェニファー・ジェイソン・リーが娘役、
スティーブン・キング原作の「黙秘」も、
重くて暗くて深くて大好きな一本です。

「ロレンツォのオイル」では、親の子に対する
正気の沙汰でない努力(何て生やさしいもんじゃないなー。
ほとんど執念?)にただただ圧倒されてしまいます。
「難病モノ」というと、お涙頂戴というか、妙に湿っぽい感じに
なってしまいがちなのですが、
この作品は淡々として真っ向勝負なので、感動もまっすぐ・直撃という感じ。
使われているクラシック音楽も素晴らしいですよ。
何より実話というのにびっっくりーーーーーー。(2001 12/1)
ぽん*管理人 わたしの大好きな「アタックナンバーハーフ」がレンタルはじまってたなぁ。。
あれも親子の葛藤あり恋愛ありですよー。
(「アタック ナンバー ハーフ」については別にまとめてあります。)

mikaちゃんのおかげで一番しょっぱなにあげてくれた
5作のうち 4作までみていてなんだかうれしいなー。

わたしね 母と娘にはmikaちゃんに前に教えてもらってみた
「リトル ヴォイス」もいれるわ。。でも父と娘の物語かな。。

あとね、メジャーすぎるけど「クレイマークレイマー」
ダスティンホフマンが卵料理で苦戦するシーンとかも、
自分の親としての姿をみてるようですごく親しみ感じます。
(2001 12/1)

Youさん
そうそう、親子関係がらみの映画。
ついつい「愛と追憶の日々」を思い浮かべてしまいます。
You母のオススメで観たのですが、無防備に泣けちゃいました。(2001 12/2)
ぽん*管理人 「愛と追憶の日々」もシャーリーマクレーンなんですね。
彼女もそれこそ名優らしいですね。。(2001 12/2)

「遠い空の向こうに」「リトルダンサー」

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ぽん*管理人 昨日みたのは『遠い空の向こうに』。今年の冬『リトルダンサー』が出てきたとき「僕の大好きな『遠い空の向こうに』とずばりテーマが重なり、『遠い空の〜』よりどうもうまく撮ってあるようで悔しい。」なんて評論があって、またwindさんにもすすめられていたので、一度みてみなくてはと思っていた映画。
たしかに厳しい父の仕事を取り囲む状況、一見飯の足しにならないような主人公の夢、といった点は重なっていて、『リトルダンサー』の方がタイトにまとまってる感じだけど『遠い空の向こうに』はタイトじゃないところが魅力というか、また違う判官贔屓したくなるような魅力があった。わたしの心に一番残ったのは主人公たちが体育会系に押され気味の目立たない四人組っていうところ。(ひとりは変な意味でクラスで目立ってしまっている。わたしはその人が一番好き。)四人のやりとりが古きよきアメリカを感じさせ楽しかった。NHK教育でやっていた『素晴らしき日々』みたいなテイスト。
こういうことがやりたいとはっきりした目標をもてる人生は幸せだなぁ。。こどももそういうものをみつけてほしい。。と思いながら今日も夏休みの宿題をみて「こんなレベルで満足してるのか?情けない!」と罵倒するばかりだったわたし。。映画の中でも周囲のあたたかい励ましがどんなに大切かということが強調して描かれていたのに。。やる気が失せるほどはっぱかけてどうする?(2001 8/24 monologue)

mikaさん
「リトル・ダンサー」、観ました。
うー、完全にノックアウトされてしまいました!(>_<)
以下、ネタばれありです、これから観る人は絶対読まないで〜。
(だってもったいないんだもん、予備知識ゼロで観て欲しい!)

主人公ビリーはもちろん、彼を取り巻く人たちがみんな良かった!
特に父ちゃんと兄ちゃん!
彼らの言葉や表情に、ホロリどころか大泣きさせられてしまいました。
兄ちゃんが「タバコ切らしちゃった」ってジェスチャーするトコとか・・・

主人公の男の子は、もちろんダンスもすばらしいんだけど、
そのリアルで瑞々しい表情にハッとさせられました。
ついに父ちゃんの心を変えさせるダンスを踊る前の表情とか、
マイケルに「(秘密を)誰にも言わないで」と言われて
「もちろんだよ」と答えたときの表情とか。

チャイコフスキーの「白鳥の湖」も効果的に使われてましたね。
舞台袖と客席を交互に映すラストシーン、いろいろな感動と
緊張感にピッタリ音楽がシンクロして、
暮雨だの涙を流してしまいましたわ。
「白鳥の湖」が、ゲイバージョン(?プリマが男性)に
アレンジされてたのも面白かった!

「遠い空の向こうに」も良かったけど、
ぽんさんが(monologueで)おっしゃってたように、
こっちのほうがパンチが効いてたというか、
メリハリあって、楽しくて、とことん人情を描いて、
しかもあざとくなくて、満足度大きかったです。
これは永久保存版だなー('-'*)>DVD

お父さんとの対立といえば、「シャイン」も忘れられない作品ですが
この作品には「シャイン」「遠い空の〜」にはない
はじけた楽しさがありました。主人公、若いしね♪

イギリス映画って、最後がちょっぴり辛口だったり
アイロニックだったり、まあ、そこがまたいいところなんだけど、
この作品は、繋がっていく展開をこちらにゆだねたり、
一ひねりして終わるというのではなく、
きっちり(しかも不自然でない形で)最後まで描ききってくれた
ことも嬉しかったです。
大絶賛モードですね(^^;ゞ びっくりマーク、いくつあるかな??(2001 9/24)
ぽん*管理人 「リトルダンサー」
主人公がいい子いい子って感じじゃないところもタイトでよかったですよね〜。
そしてラストもmikaちゃんがおっしゃってるように。。

主人公たちのおうちのあの台所の色合いとか
おばあさんのコメント、(みんながはらはらしてるときに。。)
とかもすごくいい!と思ったし、mikaちゃんの
おっしゃってた友人のひみつの話のくだりとかも大好きです。
あとあの子たちの制服もいいなぁ。。(2001 9/25)

ちぐさん
4月から大学のバレエサークルに入ったのでなんとなく見たくなった「リトルダンサー」。可愛いですね。
友達は動きが面白くって大笑いしたようですが、中途半端に踊り方とかどれが簡単かとかわかりだすと、踊ってる彼のうまさに感動します。
なかなか思い通りに動けないからよけいに踊れる人が羨ましい!!(2003 7/20)

windさん
「リトルダンサー」大好きな映画の一つです。
ビリーのダンスも大好きだし、
最後、
(ここから4行ネタバレ含むので反転させて読んで下さい。)大人になった彼がはばたいて、舞台に飛び出していくシーンは何度見ても実は、鳥肌が立ちます。
ほんとは、王立バレエに、ビリーのような環境のような人は入れないという事を聞いても
ほっとけ(失礼)、という感じです。。。
バレエの舞台、琵琶湖ホールで、発表会を見たことがあるだけなのですが
(そういえば、その主催者の方は、王立バレエ出身の方でした)
入場料を払ってみてみたいと思いました。
オペラも知らないし。。。(2003 7/22)